雨月真鬼

ここ数日、ハイペースでシナリオを書き続けていたせいか、
ちょっと疲れが来てしまいました。
手のひらの広い範囲に謎の汗疹(あせも)ができてしまったこともあり、
今日は軽く前日までのシナリオを見直すだけにとどめて、
作業をお休みにすることにしました。

で。

実は大分前に古本屋で見かけて購入していながら、
今の今まで読む暇がなかった『終末の過ごし方』のノベルスを読んでました。
『終末の過ごし方』は、アボガドパワーズというソフトメーカーさんから、
もう、大分昔に出た18禁ゲームです。
ゲーム中に出てくるヒロインが、なんと全員眼鏡っ子だったことから、
『オール眼鏡キャスト!』なんていう風に紹介されていたのを見かけた記憶があります(笑)
狙ったのか、そうではないのかは分からないのですが・・・。
でも実は、私が一番惹かれたのは、そういったオプション的なところではなくて、
そのゲームに冠された秀逸なタイトルでした。
『終末の過ごし方』。当時CMかなにかで流行っていた、
『週末の過ごし方』の駄洒落であることはすでに明白ですが、
なんというか、この思いつきそうで思いつかない、
それでいて「どういう話なんだろう?」と思わせるパワーを持ったとても不思議な手触り。
かつて存在していたメーカーが出した『書淫、或いは失われた夢の物語。』もそうですが、
私はどうも最初にタイトルに惹かれてしまうタチなようです。

いやあ、この小説、面白いですよ。
著者の清水マリコさんは『Kanon』のノベライズをされたことでも有名ですよね。
実は私、Kanonは、原作よりもノベル版の方が好きだったりします(笑)
あ、今気がつきましたけど、『ONE~輝く季節へ~』も、ノベル版の方が好きだ・・・。
そちらの作者は清水マリコさんじゃなかったと記憶していますけど。
確か、館山 緑さんだったかな。

多数の作品を持つ清水マリコさんの書く文章は総じて、
余計な装飾がないのにどこかで静かに響いてくる素晴らしいものだと思います。
なんというか、表現がいちいち的確なんですよね。

話しが脱線しましたが。
まだこのゲームをプレイしたことがない方や、
これからノベル版を読んでみたいと思っている方の為に、
話の内容については触れないでおこうと思っています。
ただ・・・。作中人物である、『D.J.WALK』。
このキャラクターはやばいです! 凄い魅力ですよ。
それだけは書かずにはいられませんでした。
D.J.WALKはサブ中のサブキャラクターなんですけど・・・。
彼の存在がゲームをキリッと、そして優しく締め上げている気がします。
とにかくカッコいいんです。

魅力的なサイドキャラクターって、なんだか素晴らしいゲームには多い気がします。
『想いノ破片』にもサイドキャラクターは無駄に多かったですが、
その辺りを全く生かせていなかったな、と反省しました。

いい物語を読んで、刺激されて。
今後も自分の物語に少しでも還元できたらいいなと思います。
全然『製作日記』じゃありませんでしたけど、今日はこのあたりで。
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by gomoku3 | 2005-01-28 22:25
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